ASPRINTF(3) | Linux Programmer's Manual | ASPRINTF(3) |
名前¶
asprintf, vasprintf - 文字列を割り当ててそれに出力する
書式¶
#define _GNU_SOURCE
#include <stdio.h>
int asprintf(char **strp, const char *fmt, ...);
int vasprintf(char **strp, const char *fmt, va_list ap);
説明¶
asprintf() 関数と vasprintf() 関数とは、それぞれ sprintf(3) 関数と vsprintf(3) 関数とに似ているが、 出力文字列を (終端の NULL バイトも含めて) 保持するのに十分な大きさのメモリを確保し、 最初の引数にその文字列へのポインタを返す。 このポインタは、不要になったら free(3) に渡し、割り当てられた記憶領域を解放すべきである。
返り値¶
成功すると、これらの関数は出力されたバイト数を (sprintf(3) のように) 返す。 メモリの割り当てができなかったり、 その他エラーが生じると、 これらの関数は -1 を返し、 strp の内容は未定義となる。
準拠¶
これらの関数は GNU の拡張であり、C や POSIX のものではない。 これらは *BSD でも利用できる。 FreeBSD の実装では、エラーの際には strp を NULL にセットする。
関連項目¶
2001-12-18 | GNU |